夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

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登録事業者名に屋号を追加できるようにしてみました

またまたレシートOCRの実験の続き・・・。
インボイス番号からインボイス登録事業者名はAPIから取得できるのですが、フランチャイズのお店などの場合事業者名と屋号が違う場合が当然あるわけで・・・。
このままだと事業者名から勘定科目を紐づけるのに支障が出てしまうので、事業者名に屋号を追加でつけるようにしてみました。

あらかじめ屋号テーブルにレシートに含まれる屋号名を登録しておくと、

それを自動で事業者名のあとに()付きで後付けするようになっています。

これで勘定科目を紐づけるのもスムーズにできるはず。


最近はレシートコレクターになって色々なレシートをもらっては試していますが、ほぼ間違いなく自動判定できるとやっぱり気持ちいいですね。

後は勘定科目!
同じ事業者名でも税率ごとに違う勘定科目をあてはめるようにしておけば、例えば
「ジュース150円(8%)、レジ袋3円(10%)」
みたいな発狂しそうなレシートでも、自動で
「福利厚生費150円(8%)、消耗品費3円(10%)」
みたいな仕訳を作れるようになるかしら?


税理士会のイベントでScanSnapの動画を作るということになったので、愛用しているiX500に何も問題がないのに、新しいiX1600を購入(^^;。

右のiX500は2015年に買ったのでほぼ9年間お世話になったのですが、割とヘビーに使っていたにも関わらず特に調子が悪くなったりとかもなく全然快調に動いてくれて、本当にお値段以上に働いてくれました。
さすがに最新型はスピードは早いなと思いますが、それ以外はiX500でも十分だったのに・・・。余生は子供部屋で、学校の配布書類とかのデータ化で過ごしてもらおうかな。


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税率ごとの取引金額区分完成?

昨日に引き続きGASで自動でレシートをOCRしてデータ化する実験。
とりあえず税率ごとの取引金額の区分は出来たかなという感じです。

ChatGPTがあればデバッグに悩む時間がないので、本当にサクサク進みますね(*^^*)。


複数税率のレシートも、サンプリングしたレシートの範囲内ではうまく自動区分できているみたい。

上手く使えれば、コンビニの「レジ袋10%3円。残り全額8%」とか、チェックしてて叫びだしたくなるようなレシートも、自動で区分して仕訳にできるようになるかなあ・・・。


あとは自動で上手く摘要を作って、勘定科目をあてはめる方法を考えられれば、仕訳の基礎データの自動抽出は完成かしらん。もうちょっと頑張ってみます!


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自分専属のプログラマーができたような気分

先日からのGoogleドキュメントのOCR機能を使った、レシートの自動データ化の実験。

やっぱり税率ごとの取引金額の取得が難しいですよねえ・・・。レシートごとの書きぶりの違いを、できるだけ同じような表現に近づけてから判定させてみるのですが、インボイス番号や日付、取引金額の取得よりも大分手こずる感じです。


しかしChatGPTにはずっと感心させられっぱなしです。
正規表現、自分で書いてても何をやってるのかすぐに分からなくなるのですが(^^;、一瞬で適切なものを提案してくれたうえにさらにいい方法を提案してくれるとか、こちらの期待以上の回答をしてくれますね。

今まではコードを作ると言ったら、自分でうんうん唸りながら書いてからどこでエラーが出てるんだろうと自分でデバッグするという流れでしたが、ChatGPTを触るようになってからは漠然と「こういう機能が欲しいので作って!」と指示して書いてもらったコードを見て、違うところは追加で修正を依頼するというように考え方が変わってきたような気がします。
「このコードは何をやっているんだろう」ということがおおよそ読めれば、細かいことや詳しい知識がなくてもコードが書けるようになってきてるんですね。的確な指示さえできれば、その通りに動くコードを書いてくれる…。まるで自分専属の召し使いプログラマーができたような気分です(笑)。

先日も詳しいお客様と話をしていたのですが、「自分が何がしたいか設計できればコードはChatGPTが書いてくれるから、誰でも自分の欲しいアプリが作れるようになるよね。」とおっしゃっていたので、そんな時代になっていくのでしょうか。


※子供の学校の代休日に、以前から行きたいと言われていた広島へ。

旺盛な好奇心にできるだけ応えていってあげたいものです。


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税率ごとの取引金額の自動取得は難しい・・・

先日より引き続き、レシートから仕訳に必要なデータを自動取得できるかどうかの実験。
色々なレシートを集めては、うまく取得できるか試行錯誤中です。


一番難しいかなと思っていた税率ごとの取引金額の自動取得ですが、予想通り領収書のレイアウトが取れないと、文言だけで税率ごとの金額を取得するのはなかなか難しいですよね。

おおよそはうまく判定できているような気がするのですが、レシートによって記載の仕方がバラバラなのでやっぱり難しい。これを一瞬で判断できる人間の頭は、やっぱりよくできてるもんだ。
もうちょっと考えないと!


しかしインボイス番号と紐づいている登録会社を見ていると、三宮の喫茶店の運営会社が大阪メトロだったりして、この実験でインボイス番号を確認するようになってから「こんなに大きな会社でもフランチャイジーになったりするんだ」とか、時々本筋じゃないとことでへえ~と感心したりしています。

コンビニとかドトールとかフランチャイズのお店だと、屋号とインボイス番号の登録会社が違うので、取引先名から勘定科目を推測させる場合とかに悩みますよね・・・。こういうのもどうしていくのがいいのかなあ?


※先日いただいた小さなにちぜいくんのぬいぐるみ。

今後近畿税理士会60周年記念式典とか、記念事業に出席するたびにもらえるのだとか(^^;。
発表されたときに大きいサイズのも買っておけばよかったかな・・・。


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レシートから税率ごとの取引金額を取得するには・・・

このところ仕事の合間にちょっとづつ試してみている、レシートから取引データを自動取得する実験。
取引金額を取得できるようになったので、次は消費税率と税率ごとの取引金額を取得できるのか試行錯誤中です。

・レシートが単一税率か複数税率かを区分して
・レシートから税率と税額か、税率ごとの課税対象額の情報を取得して、
複数税率の場合には、その情報から税率ごとの取引金額を取得する
みたいな流れで何とかかなるかしら?

うちの事務所レベルだと、複数税率になることがあるレシートは「コンビニ」、「スーパー」、「百円ショップ」ぐらいかなあ・・・。
また色々やってみたいと思います。


レシート情報を取得する実行時間も確認してみました。

レシート一枚当たり、10秒ぐらいかかっていますね。今は目視のためにレシート情報をいったんスプレッドシートに全部書き出していますが、変数に格納するだけにしてこの手順を省けばもう少し早くなるかも。
無料でGASを連続で動かせるのは一回あたり6分なので、連続で動かす場合には30枚ごとぐらいでいったん終了して、再度起動する感じになるのかなあ。
ただ「スキャンしたデータがGoogleドライブに保存されたことをトリガーに起動」するような感じだと、一回に連続して30枚も処理することはあんまりないような気がします。
理想は「スキャンするだけで、仕訳の基礎データが自動で作成されていること」ですよね。上手くいくかな?


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楽なようなおバカになっていくような・・・

前回に引き続き、GASを使ってレシートから取引データを自動抽出する実験。
だいたい取引金額は抽出できるようになった感じです。
レシートのレイアウトが取れないので難しいかなと思っていたのですが、手元のレシートでの実験だと文言だけでほぼ上手くいく感じですね。

単一税率だったら、これだけで終わりなのに…。
次は税率と税率ごとの取引金額をどうやって抽出させればいいのかな?


ただChatGPT先生にコードの書き方を教えてもらうことを覚えてから、悩むとか試行錯誤するということがほとんどなくなった感じです。
GASは今回初めて使う言語なのに、エラーが出るたびにChatGPTに投げるだけで、サクサクと動くコードができあがってしまいます。
この調子だったらpythonとか使ったことない言語でも、同じようにできるのかなあ?
壁にぶつかって考えることがなくなって、楽なようなおバカになっていくような・・・。


しかしChatGPT先生は、どんなにおバカなことをお願いしても淡々と答えてくれますね(^^;。

これが無料で使えるというのが信じられない・・・。



※仕事の途中に大阪駅のAnkerのアンテナショップに立ち寄ったところ、3Dプリンターを発見。
こんなのも作ってるんだ、欲しいなあ・・・。

子どもたちの工作好きが高じて興味を持ってくれたら、買ってもいいかな(^^;。


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