夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

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やっぱり業務に使うには有料版必須かしら?

11月に開催してもらえることになったVibeコーディングの研修。

とりあえず資料の下書きを作ってみました。


下書きの下書きは生成AIに作ってもらったのですが(^^;、

こういった研修をやりたいと頼むと、すぐにフレームを返してくれるのは本当に楽ですよね。


一応生成AIを、税理士業務に使えるアプリ作成に使う場合の基礎知識ということで進めていく予定ですが、

仕事で使う場合に気になるのは、やはりセキュリティリスクですよね。

一応オプトアウトすれば、学習には使われないということですが、やっぱり学習しないことが明言されている有料版を使うべきなのでしょうね。


※月末に東京のラムセス大王展へ。

アヌビスをキツネとか言っていたのですが、こういうのはエジプト神話の基礎知識があった方が楽しく見れるのかなあ。
最近イソップ童話とか好んで読んでいるみたいなので、こういう本とかも喜んでくれるかな?


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です

研修で生成AIのAPIを使うのは、マニアックすぎるかな・・・

前回の日記の続きで研修ネタとしてChatGPTを使って、複数の領収書が一つになったPDFファイルから医療費を集計するアプリを作ってみる話。


とりあえずChatGPTにPythonを使ってアプリを作ってと指示を出したところ、正規表現でデータを抽出してくるコードを書いてくれたのですが、やっぱり正規表現では以下のようになかなか厳しい結果が・・・。


正規表現で抽出するコードは無料ですが、さすがにこれでは使えないのでGemini APIを使ってコードを書いてと頼んだ結果、今度は完璧な結果を返してくれました(*^^*)。

Gemini APIは有料ですが、料金はGemini 1.5 Proで1,000トークン(700文字ぐらい)

  • 入力: $0.00125 ~ $0.0025
  • 出力: $0.01 ~ $0.015

ぐらいなので、うちのような零細事務所でも何とか支払える金額でしょうか(^^;。


アプリの動く様子はこんな感じ。

www.youtube.com
Pythonでアプリを作ると、普通のデスクトップアプリみたいにダブルクリックするだけで立ち上がってくれるので便利なのですが、支部の研修で取り上げるのはマニアックすぎるような気も?
ただChatGPTに聞いたら導入方法もパーペキに教えてくれるので、さらっと触れるぐらいだったら取り上げても許されるかなあ。また担当の先生に聞いてみようっと。


※外出先のスーパーにグランドピアノが置いてあったので、臆面もなく弾いてみることに・・・。

www.youtube.com
以前勤めていた会計事務所の先輩に「お子さんと連弾してみたら・・・」といっていただくことがありましたが、こんなへたっぴでホールで弾く勇気はやっぱりないかな(^^;。


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作りたいものを作らせてから、アプリにしてもらうのがスムーズかな?

昨日書いた支部でのVibeコーディングの研修のお話、11月ぐらいに開催していただけることが決まったようです。いやっふううう!!


昨日の日記ではネタとして、Gemini AIで通帳をデータ化するアプリを考えたのですが、もう一つネタとしてChatGPTを使って「一つのPDFファイルにまとめられた医療費領収書から、受診者毎、医療機関ごとの医療費の集計ができるアプリ」を作成できれば、確定申告の時に便利かもと考えてみました。

とりあえずサンプルとして、ScanSnapで10枚ほどの医療費領収書を一つのPDFファイルにしてから、「このPDFから、「受診者」、「医療機関」毎の、医療費を集計して、CSV出力してください」と投げてみます。


修正してほしいところを微調整するよう依頼して、

いい感じになってきたなあと思ったところで、ChatGPTの方から「これを ワンクリックで実行できる自動化ツール(Google Apps Script or Python GUI) にしますか?」とか

「こんな機能もつけましょうか」との逆提案が・・・(^^;。

Vibeコーディングの場合、「こんな資料を作りたい」と先に作りたいものを作らせてから、これをアプリにしてくださいという流れで進めていくのが、何となくスムーズに進むような気がしますね。
ただChatGPTの場合、最後にGoogle Apps ScriptとかPythonとかの実行環境を作ってから実行することになるのが、初心者の方にとってはちょっとハードルが高いかなあ…?でも生成AIといえばやっぱりChatGPTを使っている人が一番多そうだし、ChatGPTを使う方法も紹介したいですよね。こんな研修にしたら怒られるかしら・・・?


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Vibeコーディング研修は採用してもらえるかしら・・・?

先日所属する支部の役員の先生から、「今期支部で開催する研修のネタを出してくれませんか?」とお願いされることがありました。

さて何がいいのかしらと悩むも、今期も近畿税理士会の情報システム部に参加させていただけることになったので、情シス部員としてはやっぱり業務デジタル化関係がいいのかなと、生成AIを使ったVibeコーディングの研修を提案してみました。


Vibeコーディングとは、アプリを作る際にプログラミング言語で書いていくのではなく、下のように生成AIに「こんなアプリを作ってください」と人と対話しているような感じで作っていく方法になります。


例えば次の動画のような、通帳の画像からデータを抽出してデータ化して、CSVとしてダウンロードできるようなアプリの場合・・・。

www.youtube.com

  1. 通帳の画像をデータにするアプリを作成してください
  2. お預かり金額は左側に正の値。お支払金額は右側に正の値で表示されるように、列を分けてほしいです。
  3. CSVの日本語が文字化けしているので、文字化けしないようにしてください。
  4. 画像をドラッグアンドドロップすれば読み込むようにしたいです

といった感じで、4回話し言葉で指示を出しただけで、とりあえずの機能を備えたアプリが出来上がってしまいます(*^^*)。


「プログラミングが分からなくても、生成AIを使えばかんたんな対話だけで、誰でも業務に役立つ(自分が欲しい)アプリを作ることができる」みたいな研修にできれば、参加してくださる方もいるかなあ?研修ネタとして採用してもらえればいいのですが・・・(^^;。



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やはり画像の解像度に左右されるのかなあ・・・

前の日記でアンドロイド版のGoogleドライブアプリのことを書いたのですが、今までアンドロイドのスマホタブレットを使ったことがなかったので買ってみました。

8インチのタブレットで1万円ぐらい。安い・・・。


Googleドライブアプリを使ってみましたが、こんな感じで保存する際にPDFかJPEGを選べるんですね。

私が作成している「証憑スキャナ保存&自動仕訳作成アプリ」では、PDFでもJPEGでもどちらでも読み込めますが、JPEG保存の方がファイルの大きさは小さくなりますね。
一枚撮影するたびに保存を求められるみたいなので、レシート取込にはこちらの方が向いているのかも。

ただ格安タブレットなので、カメラの性能は頼りなさそう。
これで撮影した場合とScanSnapでスキャンした場合で、結果に差は出るのでしょうか?ちょっと試してみました。


税率が混在しているレシートで、読み込みを試してみると・・・。

左がアンドロイドタブレットのカメラ、真ん中がScanSnap、右がiPhoneのカメラ。


読み込み結果はこんな感じ。上からアンドロイドタブレットScanSnapiPhone

日付、インボイス番号、合計金額はどれもちゃんと取り込めているのですが、税率ごとの金額で正しかったのはScanSnapでスキャンしたレシートでした。うーん・・・。


ちなみにGoogle pixelを使っているお客様にも導入してもらったのですが、そちらは同じアンドロイドでも写真で上手く取り込めている感じ。
やっぱりカメラの性能というか、画像の解像度で金額の認識は左右されてしまうのかなあ・・・?


※文具の詰め合わせセットをいただきました。

やっぱり文具メーカーの文具って、小さいものにどれだけの機能を詰め込むかっていう工夫が随所にあって、文具好きだと見てるだけでワクワクしてしまいます(*^^*)。


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GASでPDFの分割はできないのか・・・

前回の日記でiPhoneGoogleドライブアプリで書類をスキャンした場合、「連続でスキャンした場合には、複数の書類が一つのPDFファイルになってしまいますが、この辺はGASで取り込みの前に単一ファイルに分割するよう下ごしらえすれば、問題ないかなあ」と書いたのですが、どんなコードを書いたらいいのかChatGPT先生に聞いたところ、

Google Apps Script(GAS)ではPDFを1ページずつに分割する機能は直接提供されていないため、Google Drive APIや外部ライブラリ(たとえばPDFLibなど)との連携が必要になります。ただし、Google Apps Script内でPDFをページ単位で処理するには、以下のような代替アプローチを取る必要があります。

とGASだけではできないと言われてしまいました・・・。がーんだな…出鼻をくじかれてしまった感じ・・・。


ChatGPT先生には外部ライブラリを使う方法も教えてもらいましたが、

■ 解決策の概要(推奨アプローチ)
Google Apps Script から Drive 上の PDF を取得

PDF を Blob として処理

外部の PDF 分割用API(例:PDF.co、Sejda API、PDF-Libなど)に送信し、ページごとのPDFを取得

ページごとにファイル名に番号をつけて保存(例: ファイル名_1.pdf, ファイル名_2.pdf, ...)

人に使ってもらう場合には、設定が面倒臭くなってしまいますよね・・・。何かいい方法はあるかしらん?



改めて調べると、アンドロイド版のGoogleドライブアプリは、保存の際にPDFかJPEGかを選択できて、JPEGの場合には「一枚ずつ一つのファイル」で保存してくれるよう。
support.google.com


iPhoneGoogleドライブアプリはPDF一択で、JPEG保存はできないみたいですね。
support.google.com
一枚撮影するごとにアップロードすれば解決しますが、まどろっこしいですよねえ。うーん難しい・・・。


✳︎子どもの自由帳に、懐かしの神戸ノートを購入。

神戸ノートのデザインって50年前から変わってないんですよね。
この自由帳の写真の場所だけは、どこだか分からなかった記憶があります(笑)。


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