- 作者: 池永章
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2007/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「ぬり絵」で思い出したのが、サラリーマン時代に社内研修で財務分析の講義をしたときのこと。
エクセルシートで決算書の数字を入力すると貸借対照表や損益計算書をグラフ化するものを作って、それを使って話を進めたところ
「貸借対照表は5つに分解して考えればいいんですね。」や
「『在庫や固定資産が膨らむと、運転資金がかさむようになる。』って意味が初めて分かりました」
のような感想をいただくことができて、経理冥利に尽きるなとちょっと悦に入っていたことを懐かしく思い出してしまいました。
カラフルな大きなイラストでは、第一印象がまるで違いますね。まして数字の羅列である決算書ではいわずもがなというところ。
税理士としての仕事に携わるようになってからは、色々なレベルの方に決算書を説明する機会がありますので、今後も色々工夫して分かりやすい説明を心がけたいと思います。