8月から始めた記帳指導も、なんとか今日で終わりました。
きちんと帳簿が完成して申告書までちゃんとできた人。途中から音信不通になった人。いろいろありましたが、楽しい経験でした。
帳簿の作成がうまくいくかどうかは、現金出納帳と預金出納帳がつけられるかどうかが分かれ目になるような感じでした。会計ソフト上での現金出納帳と預金出納帳はお小遣い帳と通帳そのものなので、簿記がわかろうとわかるまいと億劫がらなければ誰でも作成できるもの。これさえ作成できれば後の処理は会計ソフトがやってくれるので、ここを乗り切った人は概ね決算までスムーズに進めることができました。
逆に性に合わないのか、口を酸っぱくして何度も現金簿をつけるように言っても一向にできない人は、結局最後までダメな感じで終わってしまうのですね。やっぱり出納帳が帳簿作成の肝となるみたいです。
今日最後にお伺いした方は、売掛帳・買掛帳、固定資産台帳から期末の棚卸や帳端の考え方も一通り理解してもらえた人でした。
最後にお店の料理を御馳走してくれて、「ていねいに教えてもらったおかげで、決算書はなんとか自分でやっていけそうです。税理士さん頼むほどの余裕はないけれど、年末調整だけは依頼したいです。」とのお礼の言葉。
顧問契約には至りませんでしたけど、これはこれで嬉しいものですね(*^^*)。
「『教え方がわかりやすかった』」と言われたから、今日は私の税理士記念日」(*^^*)。