夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

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ホンマに見てて面白ない元帳ですわ


今年の1月にあった税務調査で、調査官にため息混じりに言われたのが「ホンマに見てて面白ない元帳ですわ・・・。」の一言。
ある意味税理士としては最大の賛辞かなと嬉しくて、つい調査官に微笑みで返してしまいました(笑)。


特に成文化されているわけではありませんが、今の勤務先の仕事のスタイルに「税務調査があった場合、申告是認で当たり前」というのがあります。ボスいわく「うちの事務所はOB税理士さんのように神通力があるわけでもなし。となれば最新の税法や会計の知識をもって、きっちりとした仕事をして税務調査に対応するしかないじゃない。」とのこと。
ボスの言うことにいつも賛同しているわけではないですけど(表に出してはいいませんが)、この点に関しては自分も見習っていきたいと思っています。


税務調査対策が税理士の仕事の全てではありませんが、税理士に期待することとしてウエイトの大きな部分であることはきっと間違いないところです。税理士としても税務調査の場面は日頃鍛錬した知識とそれに基づいて硬軟織り交ぜて交渉術を発揮していく、まさに腕の見せ所。
税法や会計の専門家として常にその知識を磨いて、それを仕事に反映していく。勉強したことがすぐに実戦で使えることはこの仕事の楽しいところの一つ(怖いところでもありますが)ですし、それが結果につながればさらに自分のやる気につながっていくような気がします。
「あなたの事務所のセールスポイントは何ですか?」と聞かれた際に、「常に最新の税法や会計の知識をもって、きめ細やかな仕事で税務調査があった場合のリスクを軽減します。」と言うことができるように、もっと自己研鑽に励みたいと思います。