今週の月曜日は民法・会社法の研修でした。
講師は母校の法学部の先生で講義自体は楽しいものでしたが、しょせん一日の研修。内容は本当にさわりでしかありません。
そんな講義の合間、隣に座っていた税理士さんも新人の税理士さんで色々と話をしていたのですが、その中で羨ましく感心したのは、某大学の通信制の法学部に通って法律を基礎から学び直しているという話でした。
「今は憲法の講義真っ最中なんです。」という話を聞きながら、同じく文学部卒で法律の素養のない自分としてはひたすら身につまされるばかりでした。
「友がみな我よりえらく見ゆる日よ・・・。」そんな話に触発されて帰り道、本屋さんでとりあえず購入してしまったのが次の本です。
- 作者: 山本浩司
- 出版社/メーカー: 中央経済社
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- メディア: 単行本
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会社法については個人的にも実務本で色々と勉強していますが、どうしても実務をこなすことを一番に考えてしまうので、身につく知識は付焼刃的なものに終始してしまいます。
大学生に例えれば、税法は受験突破のために死ぬほど勉強した英語、会社法は大学に入ってから学ぶフランス語やドイツ語のような第二外国語といった感じなのですよね。
業務に関連する処理についてはどうすれば問題ないかということは分かっているつもりですが、なぜそういう処理をするのかという考え方までにはいまいち理解が及んでいなかったりします。一度体系的に勉強しなければとは痛感しているのですが、仕事を理由にどうしてもおろそかにしてしまいます。こんなことではダメなのは分かっているのですが・・・。