次々とハイペースで税金がらみの本を上梓される、大村大二郎さんの最新作。
- 作者: 大村大次郎
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/07/08
- メディア: 単行本
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読後の感想は「少し『悪』や『ウラ』という言葉に囚われすぎているのかな?」という感じでした。
内容は前回読んだこちらの本(「なぜあのサラリーマンは税金を払っていないのか」を読んだこと - 夢見る税理士の独立開業繁盛記)の非課税の現物給与による節税方法を抜き出して会社側から書いているだけで、『悪』というには少しおおげさかなといった印象でした。前振りとしての調査官の経験譚の後は、法人の節税策としては至極全うな現物給与の利用方法にほぼ終始するような感じです。これが「悪の会計学」なら、普段「法人成りしたらこんな節税方法もありますよ。」なんていっている私もきっと小悪党の仲間入りですね(笑)。
少し前に読んだこちらの本は結構面白く読むことができたのですが・・・。
そば屋はなぜ領収書を出したがらないのか?―領収書からみえてくる企業会計・税金のしくみ
- 作者: 大村大次郎
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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