先日東京に行った際に、会計業界と関係ない友人と話していると「次の本のネタは消費税がいいんじゃない?税率上げることが議論されているし、旬だと思うのだけど・・・。」と言われることがありました。
税理士としては、消費税は納税義務者である事業者の納税額を計算するのが中心になりますが、基本的に帳簿から機械的に計算するだけなので、あまり工夫の余地もなく消費税は面白くない税金なのですよね。
初めて消費税の納税義務者になるような方に、「今年の消費税はこのぐらいになる見込みなので、心づもりをしておいてくださいね。」というと、「え〜、そんなになるんですか・・・。消費税の節税方法って何かありませんか?」と一様に聞かれるのですが、「法人成りぐらいしか、効果の大きな方法はないですよね・・・。」という芸のない答えになってしまいます。
先日下記のような本を書店で見かけて、消費税の有利な方法って何かあるかなと読んでみたのですが、「おおっ!」と思うような新たな方法はありませんでした。
消費税/有利選択の実務―知ってトクするタックス・マネジメント
- 作者: 高橋敏則
- 出版社/メーカー: 税務研究会出版局
- 発売日: 2010/10
- メディア: 単行本
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本としても、面白いものを書くのは難しいかな。
※同じ友人に「35歳になってスポーツバッグはやめろ」と言われたので、今日新しく仕事用のカバンを購入。
こういったもののセンスはからきし自信がないので、一緒に行った方に見繕っていただきました。明日から使うのが楽しみです。