4月決算の確定申告書を作成するため、法人税の達人を24年度版にアップデートしてみました。
別表がどうなるのかよく確認してなかったのですが、結構変わるのですよね・・・。
平成24年度税制改正において、以下の改編を行って
おります。帳票選択時にご注意ください。
- 東日本大震災からの復興のため、復興特別法人税の別表一、別表二、別表三が追加されました。
- 法人税率の引き下げにより別表一(一)、別表一(二)、別表一(三)の税率が変更されました。
- 既存の別表六(十五)、別表六(二十六)、別表六(二十七)の帳票名がそれぞれ別表六(十三)、別表六(十七)、別表六(二十)へ変更されました。
- 情報基盤強化設備等を取得した場合の特別償却又は税額控除の制度の廃止により別表六(二十二)が削除されました。
- 定率法の償却率が見直され、平成24年4月1日以後に取得された減価償却資産に適用される定率法の償却率が、定額法の償却率を2倍した償却率(200%定率法)に引き下げられました。
- 欠損金の繰越控除制度等の見直しにより別表七(一)が変更され、別表七(三)が追加されました。
- 貸倒引当金の見直しにより別表十一(一)、別表十一(一の二)が変更されました。
- 寄附金の損金算入限度額の見直しにより別表十四(二)が変更されました。
特に煩しそうなのが、「1、東日本大震災からの復興のため、復興特別法人税の別表一、別表二、別表三が追加されました。」ですね。最低提出しなければならない別表が2枚は増えることになりそうです。
もともとの別表1に取り込むことはできなかったのでしょうか。まあ、言っても仕方ないことなのですが・・・。