自分で使う必要があるので、エクセルで減価償却費を将来数年分計算できるような計算シートを作成しているのですが、改めて思うのが「減価償却費の計算が複雑になりすぎてるのでは」ということです。
定額法が新、旧の2種類。定率法が旧と、新は250%と200%の合計3種類。
普段の償却費計算はソフトにお任せしているので気になりませんが、いざ手計算しようとすると面倒なことこの上ありません。確定申告相談会などで手計算で償却費を計算する機会があると、取得年月日や残存簿価、改訂償却費などを確認しながら計算する必要があるので一苦労です。昔はさっと計算できたのに・・・。
税理士でもこれなのに、普通の人が減価償却費を手計算する場合、きちんと保証率や改訂償却率を使って間違いなくできるものなのでしょうか?
平成19年4月以降、残存価額がなくなったり250%定率法が導入されて減税方向に行くのかと思ったら、やりすぎたのか平成24年4月以降は定率法が200%に変更されたり・・・。減価償却費の計算は、政策目的でころころ変更する箇所ではないだろうと思うのは私だけかなあ。
どうにか簡素化してほしいところですが、日税連の「平成26年度・税制改正に関する建議書」はこれに触れられていませんね。
税制等-日本税理士会連合会
誰か償却方法の一本化とか建議してくれないかなと思いますが、一本化するのってやはり一筋縄ではいかないのでしょうか(^^;?